
三人修学旅行も最終日、
十三のホテルでカーネーションを見、
チェックアウトして
十三駅内の阪急そばで朝食です。
関西の駅内に出来た
第一号の立ち食いそば屋というので
どうしても寄りたかったのです。
大概無言で食器を下げる中
子供がご馳走様でしたと言うと、
中のお母さんの顔がパッと笑顔に。

阪急京都線で南茨木駅へ
そこから大阪モノレール線で
万博記念公園駅に。
隣を高速道路が走っていて
ここは交通の要所のようです。
駅改札から高速道路の上を渡り
万博記念公園入り口へ。
民族学博物館入場券を買い
中に入ると、

岡本太郎さんの太陽の塔!
これが見たかった。
考えている以上に大きく
今から40年前に作られた事や
阪神淡路大震災を耐えた事を
奇跡のように思えました。
そしてなんといっても
大阪の人達に愛されていると
感じました。
真正面が現在の顔、
上の金の顔が未来の顔、
その目から夜ビームが出ていたとか。

太陽の塔を回りこむようにして
民族学博物館へ行くのですが、
迫力が半端ではありません。
大きいです。
以前は内部も見学出来たそうですが、
今は修理点検のため
非公開となっています。
歩いている道の
太陽の塔とは反対側に
梅林があり満開でした。
梅のいい匂いがしていて
朝早いにもかかわらず
沢山の方が散策におみえでした

後ろ側は中心が紺、周りが深緑の
過去の顔。
岡本さんが桁外れの天才で有ることを
肌で感じました。
見に来て本当によかった。
行方不明の地下の顔が
早く見つかることを
願いつつゲートを通り
民族学博物館へ。

ここは上の子がどうしても
行きたいと願った所です。
民俗学は19世紀の
産業革命の反動で
世界同時多発的に広がった研究で、
イギリスのアーツ&クラフツ運動や
イタリアやハンガリーの
民族運動とどこか連動しているように
思えます。
私も世界の様々な人々の暮らしを
知るのは大好きでしたから
館内の展示に大大興奮!!!
開館と同時に入りほぼ貸切状態で
どの地域の展示を見ても
凄いよぉの言葉しか出てきません。
後から下の子に聞いたのですが、私達が夢中で展示内容に対する話をしていた横を館内を案内する女性が
何度も通る際、皆にこにこしていたそうですが、夢中で気が付きませんでした。
一番度肝抜かれたのは、アイヌの展示でした。
考える以上の洗練された技術と大胆さ。何か国語も操る文化の高さ。そして自然との共存。
アイヌには学ばなくてはならないものが沢山あると感じました。
残念なのは、そのアイヌ資料の一大コレクションがドイツにあるということ。
いち早くアイヌ文化を認め研究収集したのはドイツ人でした。
同じ様に、明治維新の廃仏毀釈で打ち捨てられていく仏像や社殿の文化的価値を認め、
政府に国宝として守るべきと訴えたのはアメリカ人でした。
勿論日本人の中にも大勢そんな気持ちを持っていた人がいます。
幕府に政府に正面切って訴えても取り上げてもらえるわけもないので、
密かに守っていた方々が日本各地にいます。
時には命がけで文化を守った方々やこうして資料を博物館に提供して下さった世界中の方々に
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、館の学芸員さんの研究が更に進みますことを願いつつ、新大阪駅へ向いました。

帰りの新幹線の中で
駅弁を頬張りながら
景色をじっくり楽しみました。
あれから一週間経つのに
興奮冷めやらずです。
子供達といろんな事を話し
勉強の連続だった今回の旅、
自分が学生の時よりずっと
充実していました。
これも子供達や主人のお陰、
楽しかった旅でした。
終わり